離婚問題:親権に関する疑問
離婚問題の親権について、さらに詳しく見ていきます。
まず、子供が複数いる場合。
この場合、それぞれの子供に対する親権者を決めます。
しかし、子供が小さい場合、兄弟姉妹を一緒に生活させる方が離婚後の人格形成の面からもいいので、親権を統一することが原則となっています。
母親が妊娠中に離婚問題が起こった場合。
親権者は母親になります。
ただし、出産後の協議で父親に変更できます。
離婚問題の当事者だった親権者が死亡した場合はどうでしょう?
この場合、「後見人」という人が引き継ぎます。
未成年の子供の後見人は、親権者の遺言があればその指示に従います。
そうでない場合は、家庭裁判所が選任します。
親権者を離婚後に変更することは出来るでしょうか?
これは離婚問題以上に難しいです。
父母の間で親権者の変更に合意していても、家庭裁判所で決定させる必要があります。
子供の福祉に必要と認めた場合のみ、親権者の変更を許可します。
例えば、離婚後に親権者の心身、経済状況に変化があり子供の養育義務を果たせない場合などがそうです。
離婚問題のように、親の身勝手な理由で親権を変更することは出来ません。
親権は離婚問題というよりも、子供の人生の問題です。
離婚問題に惑わされず、子供の将来を優先的に考え、離婚前に慎重に決定しておくことが大事です。